今日は映画「ルーシー」のご紹介。
2014年に公開されたリュック・ベッソン監督の作品。
独特の世界観があるフランス映画。
ある新種の物質の影響で脳が覚醒し、驚異的な力を発揮するようになったヒロインが起こす騒動を描くサスペンス・アクション。
そう聞くと、何かバイオハザード的というかXメン的な超人エネルギーを想像しますが、一体どんな映画か気になったので見てみました。
映画「ルーシー」のあらすじと概要
ごく普通の生活を送っていた女性・ルーシーはある日、マフィアの闇取引に巻き込まれ、脳に異変が起きてしまう。人類の脳は10%しか機能していないとされるなか、覚醒したルーシーの脳は次々と人知を超えた能力を発揮し、やがてコントロールを失って…。( 出典:U-NEXT )
といった概要ですが、これだけじゃあんまり分からないのでもう少し説明します。
夜遊びが絶えないルーシーは、1週間ほど付き合った彼氏もどきの無理やりの頼みごとを受け、ある薬の受け渡しをする羽目になってしまいます。
ところが、マフィアの親分が半端のないド悪で、眠らされている間にお腹の中に新型の薬を埋め込まれ、運び屋をさせられます。
しかし、移動した所で暴力を受け、そのはずみでお腹に入れられた新型の薬の袋が破れて体内に溶け込んでいきます。
その薬の影響で感覚機能が鋭敏になって他人の思考や生物の生命活動を感知できるようになります。また、脳の進化によって徐々に物体にまで影響を及ぼすことができる能力を手に入れます。
最後は時間まで超えることができる能力を手にしたルーシーが最後に残したものがUSB。
進化した自分が獲得した能力の情報を未来に託して異次元の存在になって物語は終了します。
映画の感想(良い所&悪い所)
ここからは、映画「ルーシー」の良い所と悪い所を少しずつご紹介(^_-)-☆
ストーリーのテンポが速い
音、場面、セリフなどテンポよくストーリーが進んでいくので、見ていて全然退屈することなく最後まで見ることができます。
状況を別のものに例えてイメージしやすい
これから迫りくる危機を、動物が罠にかかる前の映像や
次々に開発される能力がすごい、復讐から創造へ
最初はマフィアの親分への復讐に始まり、徐々に生命や脳の進化に伴って生きる意味を考えさせられます。
ちょっと陳腐な表現も
ルーシーが薬の影響でいきなり無重力状態になったり、マフィアの男気の見せ方が少し古臭く感じたりします。
真剣に見れば見るほど、そんなシーンが所々にあるので、やや冷めます。
ドギツイ、殺人なんかどんどんやっちゃう
さすがR指定映画。最初からドンパチするし、日常生活の中で簡単に人を殺してしまいます。
R-12の映画なので、小さいお子様の目には触れないように注意してくださいね。
最後USBの情報はどうなったのか?
ルーシーが最後にUSBを残します。
でも、この中身がどんな内容なのかは見ている側に託されたような終わり方なので、もう少しこの先が見たかった、というのが正直なところです。
映画「ルーシー」のストーリーとテーマ
脳についての多少の理解があるとより楽しめるかもしれないですね。
もし全くの知識がない人は、ジルボルトテイラーの本なんかも参考にいいかも。
マフィアの世界も含めて実際あるんだろうね、こんな世界。
演出や脚本について
リュックベッソン監督作品。最初からぶっ飛んだ内容だけど最後まであきずに見ることができた。
キャラクター&キャストについて
スカーレットヨハンソンはアクションだけじゃなく女性としての細やかな表現もできてとてもいい。
モーガンフリーマンの教授役は重厚感を出していて良かったけど、研究所内で殺人がドンドン行われているのに状況を受け入れてる感覚は違和感があったかな。
映画「ルーシー」まとめ
いろいろ賛否両論あるようだけど、アクション好きなら必ずみておくべき映画ですね。人間は何のために生きているのか、ということの意味も考える機会になります。
スカーレットが最後に残したモノがどうなっていくのか、というところは見てる側の考え次第なんだろうなぁと思う。
映画「ルーシー」を無料で見るならこちら⇒U-NEXT
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